看護師の仕事は診療科目によっていろいろと違ってきます。
整形外科で働く看護師の場合、対象は子供から大人まで幅広いのが特徴です。
子供だと遊んでいる間に突然大怪我をすることがありますし、高齢者だと骨が弱くなるのでちょっとしたことで骨折したりするので、リハビリなどをサポートし精神的なケアも行います。

婦人科や産婦人科の場合は、治療や手術に加えて分娩があるので、助産師の資格が必要になることもあります。
女性をサポートするのが目的なので、女性特有の病気や悩みに対する知識も求められるでしょう。
お産で分娩のサポートをしたり、帝王切開に携わることになると、手術に必要な器具の準備をはじめ、いろいろな役割を担うケースも出てきます。
新しい生命との触れ合いにやりがいを感じる看護師が多いので、離職率がさほど高くないのがポイントです。

また、精神科や心療内科の場合は、患者とコミュニケーションをとることが仕事になります。
患者とどうやって信頼関係を築いていくのかが重要でしょう。
たまに患者が感情的になり、自分や他人を傷つけるような行為に及ぶことがあるので注意が必要です。
そのような患者から暴言などを吐かれる可能性もあるので、心身共にタフな人に適性があるかもしれません。
メンタルヘルスケアを行う場合、患者への直接的な医療行為の補助は比較的少ないので、コミュニケーションスキルを磨くことが重要です。

仕事の内容は就職する病院やクリニックなどによって違い、求められる看護技術も異なります。
自分がどんな仕事をしたいのか、どんな仕事に向いているかを考えて、診療科目を選択することをおすすめします。＞＞＞参考サイトはこちら