理想の仕事を掴む方法★医療編 目的と適性に合った仕事探しに関する話

自分の適性を知り、診療科目の選択をしよう

診療科目の選択を間違ってしまう看護師の話を時折耳にしますが、例えば、血を見るのが苦手な人が外科に配属されてしまうと大変なことになります。
外科では基本的に血を見ることが当たり前になるので、ストレスが大きくなってしまうからです。
自分の適性に合った診療科目というものが誰にでも存在しているはずなので、まずは自分をしっかりと見つめ直し、どんな診療科目が自分にふさわしいのかを考えることが大事です。

勤務条件や給与だけに目を向けて勤務先を選んでしまうと、仕事が長続きしない可能性が出てきます。
実際、選択ミスをしたことを理由にして早期退職や転職を選ぶ人も増えてきています。
基本的には、看護学校を卒業して新卒で入るときに自分の適性に合った診療科目を選ぶことが理想的です。
一度就職してしまうと、ある程度そこで経験を積むことになりますので、その後のルート変更を考えても思うようにできなくなることがあるからです。

子供が好きな女性なら小児科が良いでしょうし、男性には精神科も人気が高いと言われています。
他にもさまざまな診療科目がありますので、できれば病院実習などでしっかりとそれぞれの現場の雰囲気を見ておきたいものです。

看護学校で学んでる間に休日を使って入念に自分の適性に合った場所を見つけておくことは、就職時に役立ちます。
看護学校に入ったときから、すでに最適な職場探しは始まっていると考えておきましょう。